西武鉄道は4月22日、特急列車や座席指定制通勤列車について、4月29日から土曜・休日の列車を一部運休すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による利用者の減少に伴うもの。

池袋線では、001系特急型電車「ラビュー」で運転されている特急「ちちぶ」「むさし」上下計58本のうち42本が運休に。40000系電車で運転されている座席指定制の通勤列車「S-TRAIN(Sトレイン)」は全5本が運休する。
新宿線では、10000系特急型電車「ニューレッドアロー(NRA)」で運転されている特急「小江戸」全50本が運休。40000系の座席指定制通勤列車「拝島ライナー」全6本も運休する。
いずれも土曜・休日のみの運休で、平日は通常通り運行される。
各列車の運休期間は4月29日から当面のあいだ。西武鉄道は再開時期について「新型コロナウイルスの感染状況やお客さまのご利用状況などを考慮して決定し、あらためてお知らせいたします」としている。