京成電鉄の終夜運転は例年と同様に実施 AE形のヘッドマーク付き「開運号」も



京成電鉄は12月4日、年末年始に実施する臨時ダイヤの概要を発表した。大みそかの終夜運転は例年とほぼ同様に実施。「シティライナー(成田山開運号)」も運転される。

終夜運転と増発が例年通り実施される京成金町線。【撮影:鉄道プレスネット編集部】

12月31日深夜~来年2021年1月1日早朝の終夜運転は、普通列車を本線の京成上野~京成成田間(上下各9本、約20~50分間隔)と押上線の押上~京成高砂間(上下各9本、約20~30分間隔)、金町線の京成高砂~京成金町間(上下各12本、約20~40分間隔)で運転される。各区間の運転本数と運転間隔は前年度2020年度と同じだ。

「シティライナー(成田山開運号)」の終夜運転も前年度と同様に実施される。ダイヤは「225号」が京成上野22時40分発→京成成田23時34分着、「226号」が京成成田3時00分発→京成上野3時54分着。車両は特急スカイライナーのAE形電車を使用し、先頭部にはヘッドマークを貼り付ける。乗車に際しては乗車券のほか特急券(京成上野~京成成田間の場合、大人970円・子供490円)が必要だ。

ヘッドマークのデザイン(左)と掲出イメージ(右)。【画像:京成電鉄】

また、1月1日~3日の日中は金町線の京成高砂~京成金町間と本線の京成臼井~京成成田間で普通列車を増発する。

金町線は普通列車を上下各12本増発し、定期列車を含めた運転間隔は10時30分~16時頃が10分、16~17時頃は12分になる。本線は京成上野~京成臼井間の普通列車を京成成田駅まで延長する形で増発。前年度の増発本数は上下各15本だったが、本年度の増発本数は下り7本・上り6本に縮小。定期列車を含む間隔は10~11時頃が10分、13時30分~16時頃が10~20分間隔になる。

日中の「シティライナー(成田山開運号)」は1月1~3日に加え、1月9~31日の土曜・休日も運転される。ダイヤは「91号」が京成上野9時07分発→京成成田10時04分着、「92号」が京成成田15時14分発→京成上野16時15分着。終夜運転の「シティライナー(成田山開運号)」と同様、ヘッドマーク付きのAE形で運転される。