東海道・山陽・九州新幹線に「ポイントサービス」グリーンプログラムは終了



JR東海・JR西日本・JR九州の3社は8月25日、東海道・山陽・九州新幹線のネット予約&チケットレス乗車サービス「EXサービス」(エクスプレス予約・スマートEX)の新サービスを10月1日5時30分から始めると発表した。6月に3社が発表した「1年前予約」がスタートするほか、新たなポイントサービスなども導入する。

東海道新幹線を走る列車。【撮影:草町義和】

ポイントサービスは各新幹線ごとに運営会社のポイントがたまる形。JR東海は新しいポイントサービス「EXポイント」を開始し、JR西日本とJR九州は既存のポイントサービスを導入する。

「EXサービス」を利用して東海道新幹線の列車をチケットレスで乗車すると、利用区間などに応じて「EXポイント」がたまる。東京~新大阪を普通車指定席で利用した場合、「エクスプレス予約」は83ポイント、「スマートEX」は41ポイントが付与される。

「EXポイント」のポイント付与数。【画像:JR東海】

「EXポイント」は10月1日から予約受付を開始する旅行商品「EX旅パック」「EX旅先予約」の購入時に1ポイント=1円として利用可能。10月から開始されるJR東海グループの共通ポイントサービス「TOKAI STATION POINT」との相互交換も可能だ。

山陽新幹線では「スマートEX」で指定席を利用する場合、利用区間に応じてJR西日本の「WESTERポイント」がたまる。九州新幹線も「エクスプレス予約」での利用に応じてJR九州のポイント「JRキューポ」がたまる。

「EXポイント」「WESTERポイント」「JRキューポ」のポイント付与区間。【画像:JR東海】

一方、「エクスプレス予約」で乗車してポイントをためると普通車指定席の価格でグリーン車が利用できる特典「グリーンプログラム」は、12月31日乗車分でポイントの蓄積を終了。特典の利用も来年2024年6月30日23時30分の予約操作分までになる。3社は「グリーンプログラム」の終了について、各社のポイントサービスが整ったためとしている。

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