JR東海・JR西日本・JR九州の3社は6月15日、新幹線の指定席を最大1年前から発売するサービスを今年2023年秋から始めると発表した。東海道・山陽・九州新幹線のネット予約・チケットレス乗車サービス「EXサービス」限定で一部の商品に限る。
現在のEXサービスは乗車日の1カ月前から発売し、その1週間前から事前申込を受け付けている。3社は「人気の舞台やコンサート等に合わせ、ご旅行の行程を早く決めたいというお客様のニーズ」に応えるため、1年前予約のサービスを始めるとしている。
JR各社は少なくとも毎年1回(3月)はダイヤ改正を実施しており、仮に1年前に予約すると乗車日には指定した列車の時刻が変わっている可能性が高い。3社の説明によると、1年前の発売では「仮の運行ダイヤ」から希望の列車を選んでもらい、その後、乗車日の1カ月前に列車番号・発着時刻・座席番号を確定して客に通知するという。
サービス開始の日程など詳細は今後改めて案内される予定。
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