高知市内の路面電車・バス「日祝は無料」11月から 利用減長期化の交通事業者を支援

高知市は10月5日、市内の公共交通を期間限定で無料で利用できるようにすると発表した。10月8日に開く市議会臨時会に提出する補正予算案に「公共交通事業者応援事業費補助金」として1億5353万5000円を計上した。

高知市内を走るとさでん交通の路面電車。【画像:watanos/写真AC】

無料になる日は計20日で、11月1日~来年2022年1月31日の日曜・祝日と今年2021年12月30日~2022年1月3日。高知市内の路面電車・路線バス・デマンド型乗合タクシーの全路線が無料で利用できる。市外のみ運行する路線バス・空港連絡バスは対象外だ。

利用対象者は「要件なし」としており、年齢や居住地などによる制限はない。高知市は「新型コロナウイルス感染症の影響により利用者の減少が長期化している公共交通事業者の事業継続支援」と位置付け、無料化による需要の喚起を図る。

公共交通の無料化は昨年2020年3月、欧州のルクセンブルクが経済格差拡大の抑制や国外からの通勤者による自動車渋滞の緩和を目的に導入している。

《関連記事》
四国の社会資本整備重点計画「新幹線を強く求める声」明記 松山の高架化も推進
岡山市「路面電車の環状化」費用負担の方向性を本年度中に提示へ 新市民会館ルート