アルピコ交通20100形「第2編成」デビュー日が決定 営業運行に先立ちイベントも



アルピコ交通は2月15日、上高地線(長野県松本市)で20100形電車の第2編成の営業運行を3月18日から始めると発表した。第2編成のデビューを記念した撮影会・貸切乗車イベントも行われる。

アルピコ交通の20100形(写真は第1編成)。【画像:アルピコ交通】

3月18日は新島々14時45分発の松本行き列車から第2編成の営業運行が始まる予定。これに先立ち9時30分~13時に「20100形第2編成デビュー直前撮影会&貸切乗車」と題した事前申込制の有料イベントが行われる。

イベントは9時30分頃から新村車両所の入口で受付を行い、11時30分頃まで撮影会を実施。20100形の第1編成と第2編成の車庫前での並びや第1編成と第2編成を連結した4両編成、第2編成単独の写真を撮影できる。撮影会の終了後、新島々駅まで第2編成の貸切乗車に乗車する。

参加費は7000円で硬券の1日フリー切符やミニヘッドマーク(クハ20104号)、特製アクリルキーホルダー、貸切列車の乗務員時刻表(複製)などが付く。募集人数は30人で先着順。2月16日10時からアルピコ長野トラベルの松本営業所(電話番号:0263-87-2240、営業時間:休日以外の9時~17時40分)で受け付ける。

20100形は東武20000系を譲り受けて改造した。【撮影:草町義和】

20100形は東武鉄道から20000系電車を譲り受けて2両編成に改造した車両。昨年2022年3月に第1編成(モハ20101+クハ20102)がデビューし、第2編成(モハ20103+クハ20104)も12月に現地搬入されていた。最終的には8両(2両編成4本)になる予定で、老朽化した従来車両の3000形電車を置き換える。

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