東海道新幹線「車内販売ワゴン」を販売 終了まで実際に使っていた50台



JR東海リテイリング・プラスは1月23日、車内販売用ワゴンを販売すると発表した。東海道新幹線の車内販売の終了まで実際に使われていたワゴンを一般に抽選販売するもの。

2023年10月に終了した東海道新幹線の車内販売。【画像:JR東海リテイリング・プラス】

50台限定で販売価格は10万円(送料込み)。申し込みはチケット販売サービス「LivePocket-Ticket-」で1月29日10時から2月5日23時59分まで受け付ける。抽選制で、当落結果は2月7日までにメールで連絡する。

JR東海リテイリング・プラスは「東海道新幹線とともに駆け抜けてきたワゴンを、ぜひ皆様のご自宅、職場などでご活用ください」とアピールしている。

東海道新幹線で使われていた車内販売用ワゴン。【画像:JR東海リテイリング・プラス】

JR東海は昨年2023年10月、東海道新幹線でワゴンによる車内販売を終了。同社は理由として「駅周辺店舗の品揃えの充実」「飲食の車内への持ち込みの増加」「静粛な車内環境を求めるご意見」「将来にわたる労働力不足への対応」を挙げていた。「こだま」を除くグリーン車はモバイル端末を活用した飲食類の注文サービスを新たに導入している。

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