能登半島地震の鉄道運休区間、2線区の再開めど立たず(2024年1月4日6時50分)



能登半島地震の影響による運休区間は、1月4日朝の時点で3社5線区に縮小した。このうち3線区は再開のめどが立ったが、能登半島方面のJR七尾線の一部と、のと鉄道は再開のめどが立ってない。

国土交通省や鉄道各社局によると、1月4日朝の運休区間は次の通り(1月4日6時50分時点まとめ)。これ以外の線区でも列車の一部運休や遅れが発生する場合がある。

JR東日本

越後線:越後赤塚~関屋 ※内野~新潟大学前で道床が陥没 ※1月6日昼ごろからの再開を目指す

1月6日昼ごろからの再開を目指し復旧作業が行われている越後線。【画像:JR東日本】

JR西日本

大糸線:南小谷~糸魚川 ※線路設備に被害、頸城大野~根知でレール損傷 ※1月6日午後以降の再開予定
氷見線:高岡~氷見 ※線路設備に被害、能町~伏木で路盤損傷 ※1月6日始発から再開予定
七尾線:高松~和倉温泉 ※複数の場所で線路設備に被害、羽咋駅でホーム損傷など ※再開めど立たず

のと鉄道

七尾線:七尾~穴水 ※穴水駅でレール損傷など ※再開めど立たず

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