岡山エリアの新型227系「Urara」運行区間を拡大 姫路や新見にも乗り入れ



JR西日本は11月27日、岡山エリアに導入した227系500番台電車「Urara(うらら)」の運行区間を拡大すると発表した。

岡山エリアの227系500番台「Urara」。【画像:KUZUHA/写真AC】

拡大は来年2024年1月20日から。新たに山陽本線・姫路~岡山と伯備線・総社~新見でも運行されるようになる。JR西日本は「区間・線区については、今後も順次拡大を予定しています」としている。

227系500番台「Urara」は今年2023年7月にデビューした普通列車用の新型車両。現在は山陽本線・岡山~三原や宇野線・岡山~宇野、本四備讃線(瀬戸大橋線)・茶屋町~児島、伯備線・倉敷~総社で運用されている。

「Urara」の運行区間。【画像:JR西日本】

基本的な構造は広島エリアに導入された227系0番台と同じだが、客室の転換クロスシートを減らすことでドア付近のスペースを拡大し、乗り降りしやすい配置に。外装は岡山の桃などをイメージしたピンク色で装飾した。

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