西鉄天神大牟田線の高架化「土木・建築学科」現場見学を受け入れ



福岡市の道路下水道局は9月30日、西鉄天神大牟田線の雑餉隈駅付近で事業中の連続立体交差事業(連立事業)について、土木・建築学科の学生を対象にした現場見学の受け入れを行うと発表した。

線路の敷設が進んでいる西鉄天神大牟田線の高架橋。【画像:福岡市】

受付期間は11月から来年2022年2月までの予定。連立事業の説明や鉄道高架橋・雑餉隈駅新駅舎・新駅駅舎の見学などを行う。原則として10人程度以上の団体が対象だ。問合先は道路下水道局建設部の雑餉隈連続立体交差課。

天神大牟田線は井尻~都府楼前間で線路を高架化する連立事業が進行中。このうち雑餉隈駅とその前後の区間は福岡市、それ以外の区間は福岡県を事業主体として工事が進められている。

雑餉隈・春日原・白木原・下大利の4駅が高架駅になるほか、雑餉隈~春日原間に新駅が整備される。2022年8月に高架化が完了し、2023年度の後半には新駅が開業する予定だ。

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