京成スカイライナー『キャプテン翼』に 四ツ木駅の特別装飾もリニューアル



京成電鉄は押上線・四ツ木駅(東京都葛飾区)で実施している『キャプテン翼』の特別装飾をリニューアルし、11月27日にリニューアル完成記念式典を同駅で開催した。12月からは成田空港アクセス特急「スカイライナー」のラッピング列車「キャプテン翼ライナー」も運行する。

京成電鉄の成田空港アクセス特急「スカイライナー」。【撮影:草町義和】

四ツ木駅は葛飾区や集英社の協力を得て装飾の全面的なリニューアルを実施。駅の入口やコンコース、階段などに施している特別装飾のデザインを一新し、アニメ『キャプテン翼 ジュニアユース編』にちなんだラッピングに変更した。

リニューアルされた四ツ木駅の『キャプテン翼』特別装飾。【画像:京成電鉄】

「キャプテン翼ライナー」は12月14日から運行を開始。「スカイライナー」で運用されているAE形電車1編成の先頭部と側面を『キャプテン翼』に登場するキャラクターのイラストで装飾し、『キャプテン翼』のタイトルロゴには「ライナー」の文字が加えられる。「スカイライナー」として京成上野~成田空港で運用されるが、四ツ木駅がある押上線は走らない。期間は約1年の予定。

「キャプテン翼ライナー」の側面イメージ。【画像:京成電鉄】
「キャプテン翼ライナー」先頭部ヘッドマークのイメージ。【画像:京成電鉄】

『キャプテン翼』は1981年、集英社の漫画誌『週刊少年ジャンプ』で連載が始まったサッカー漫画。初期の舞台は「静岡県南葛市」という架空の都市だが、作者の高橋陽一さんは東京都葛飾区四つ木の出身で、「南葛」は高橋さんの出身校である東京都立南葛飾高校にちなんでいる。

葛飾区は『キャプション翼』を地元の漫画作品と位置付け、区内の公園にキャラクターの銅像を建立したりラッピングバスを運行したりするなどの取組を行っている。四ツ木駅の特別装飾は2019年度から始まった。

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