大阪メトロ中央線・夢洲駅「万博会場に直結」出入口のデザインが決定



大阪市の大阪港湾局は8月25日、大阪メトロ中央線の延伸部となる北港テクノポート線・夢洲駅の南東出入口の建築デザインなどを発表した。2025年に開催される大阪・関西万博会場の東エントランスに直結する出入口になる。

将来は夢洲駅まで乗り入れる大阪メトロ中央線の400系電車。【画像:KUZUHA/写真AC】

南東出入口は長さ約65m・幅約19mで、地上からの高さは約9.7m。鉄骨造だが屋根は膜屋根構造を採用する。階段の幅は約10m。このほか、エスカレーター4基とエレベーター2基(24人乗り、2方向出入口)を設ける。

夢洲駅南東出入口の外観。【画像:大阪市】
夢洲駅の南東出入口の屋根は大きな膜屋根構造になる。【画像:大阪市】
夢洲駅南東出入口の外観。【画像:大阪市】
夢洲駅南東出入口の外観。【画像:大阪市】
夢洲駅南東出入口の階段(地上側から)【画像:大阪市】
夢洲駅南東出入口の階段(地下側から)【画像:大阪市】

北港テクノポート線は大阪・関西万博の開催にあわせ、南ルートのコスモスクエア~夢洲の3.2kmのみ2025年春に開業予定。大阪メトロが大阪港トランスポートシステムから同線の施設を借り受け、コスモスクエア駅で接続する中央線と一体的に運営する。

大阪市によると、万博閉幕後の夢洲駅の南東出入口は夢洲国際観光拠点の玄関口になるという。

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