西武多摩川線の新101系赤電「夜の撮影会」終列車後の臨時列車で車両基地へ



西武鉄道は10月7日の終列車後、西武多摩川線の白糸台車両基地(東京都府中市)で「多摩川線 新101系 夜間撮影会」を開催する。

西武多摩川線で開催される夜間撮影会のイメージ。【画像:西武鉄道】

10月8日の0時、是政駅改札前で受付開始。終列車の運行が終了したあとの0時42分ごろ、是政駅から臨時列車に乗って白糸台駅に向かう。同駅到着後、入替作業により引上線経由で車庫の1番線に入り、洗車台から列車を降りる。

撮影は1時20分ごろから開始し、4時ごろに終了の予定。撮影終了後は車内に待機し、4時50分ごろに引上線経由で白糸台駅の3番線まで乗車し、その後解散となる。参加者には実際に使用していた方向幕のカット(1コマ)などがプレゼントされる。

18歳以上40人を先着順で募集する。参加費用は2万3000円。申込みは9月8日14時からEMotオンラインチケットで受け付ける。

撮影会の開催場所。新101系の赤電を2本並べる。【画像:西武鉄道】

西武鉄道によると、多摩川線での終列車後の撮影会イベントは初めて。昭和から現在まで同社を支えてきた新101系「赤電」を白糸台駅と白糸台車両基地に2本並べ、手作りの方向幕などを用いて車両を昔懐かしい当時の姿に近づけるという。

西武鉄道は終列車後の夜間に実施する撮影会のため、普段は入ることができない本線で撮影できるとアピールしている。

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