北越急行ほくほく線「運賃認可」2023年10月から値上げ



国土交通省の北陸信越運輸局長は8月9日、ほくほく線(新潟県)を運営する北越急行が申請していた旅客運賃の上限変更を申請通り認可した。これを受けて北越急行は10月1日に運賃を値上げする。

北越急行ほくほく線の列車。【撮影:草町義和】

普通旅客運賃は初乗り(3kmまで)が現行170円のところ40円値上げの210円。六日町~十日町など16~18kmの区間は現行340円のところ60円値上げの400円になる。六日町~犀潟の全線59.5kmは220円値上げの1310円。

定期旅客運賃(1カ月)は3kmまでの区間で通勤が1240円値上げの7460円、通学が330円値上げの3630円。16~18kmでは通勤が2400円値上げの1万4440円、通学は640円値上げの7020円になる。

《関連記事》
北越急行ほくほく線の値上げ「前倒し」へ 黒字時代の利益「十数年後に枯渇」
上越新幹線で「荷物専用列車」多量輸送を試行、車両基地での荷扱いなど検証