西武所沢駅の新改札など9月2日使用開始 西武線を一望できるトレインビュースポットも



西武ホールディングス(西武HD)は7月2日、西武鉄道・所沢駅(埼玉県所沢市)の新施設と東口駅ビル「グランエミオ所沢」第2期の使用開始日を9月2日に決めたと発表した。

西武線を一望できる新改札内の展望デッキ。【画像:西武HD】

所沢駅は南側に改札を新設するほか、既存改札と新改札をつなぐ南北通路、東西自由通路、2階改札階と3階商業施設階をつなぐ吹き抜け空間を整備。西武鉄道はこれによりホームや改札内コンコースの混雑緩和と乗り換え利便性の向上、所沢駅全体の回遊性の向上を目指す。

新改札内の正面には屋外デッキを整備。西武HDは「トレインビューを満喫できる新たなスポット」としており、池袋線と新宿線の線路を一望できるという。このほか、おむつ替えコーナーや授乳室、パウダールームなどを備えた待合スペース「とことこひろば」も設け、子連れ客にも対応する。

西口ロータリーから見た所沢駅のイメージ。【画像:西武HD】
新しい改札のイメージ。【画像:西武HD】
新改札内コンコースのイメージ。【画像:西武HD】
待合スペース「とことこひろば」(左)のイメージ。【画像:西武HD】

グランエミオ所沢の第2期エリアは店舗面積が約1万8500平方m。全49店舗のうち48店舗の出店がこのほど決まった。店舗フロアは4層で構成され、東急ハンズの「ハンズ ビー」などが出店する。

9月2日に使用開始する部分の平面図。【画像:西武HD】
西口側からの縦断面図(上)と線路方向からの横断面図(下)。【画像:西武HD】