大阪環状線・JRゆめ咲線の運転電力、実質「すべて太陽光」に JR西日本



JR西日本6月18日、関西電力から再生可能エネルギーに由来する電力(再エネ電力)の供給を受ける電力購入契約を締結したと発表した。大阪環状線と桜島線(JRゆめ咲線)の列車の運転で使う電力を実質すべて再エネ電力化する。

大阪環状線の列車。【画像:ポニー/写真AC】

関西電力がJR西日本専用の太陽光発電設備を設置。大阪環状線とJRゆめ咲線の変電所に供給する。また、関西電力を通じて調達する非化石証書を活用することで、本年度2023年度中に大阪環状線・JRゆめ咲線の列車運転用電力を実質的にすべて再エネ電力にする。

大阪環状線・JRゆめ咲線への再エネ電力の導入イメージ。【画像:JR西日本】

JR西日本は2023年度末時点で、年間約3万2000t(約1万世帯分)の二酸化炭素(CO2)排出量が削減される予定としている。

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