東京メトロ四ツ谷駅に太陽光発電システムを導入 丸ノ内線では初、11駅目



東京メトロは3月25日から、丸ノ内線の四ツ谷駅に整備した太陽光発電システムを3月26日から稼働すると発表した。

太陽光パネルが敷き詰められた東京メトロ丸ノ内線の四ツ谷駅。【画像:東京メトロ】

発電システムは四ツ谷駅ホームの屋根上に太陽光パネルを設置。最大出力は164kWで、二酸化炭素(CO2)排出量は年間で69.7t減るとみられる。

東京メトロは長期環境目標「メトロCO2ゼロ チャレンジ2050」に基づき、同社線の地上駅の屋根上に太陽光発電システムを設置。発電した電気はホームドアやエレベーターなどの駅設備で活用している。2008年9月、千代田線の北綾瀬駅に設置。その後も東西線の西葛西~西船橋間の各駅と日比谷線の南千住駅に順次導入された。丸ノ内線の駅に導入されたのは、これが初めて。

四ツ谷駅への設置により、太陽光発電システムの導入駅は11駅(北綾瀬駅は改装工事のため停止中)になった。合計最大出力は約1363kWで、想定されるCO2排出量の削減効果は年間で579.6tになる。