大井川鉄道が3月20日から平常運転に SL列車「かわね路」も全面再開



大井川鉄道(静岡県)は3月17日、金谷~千頭間を結ぶ大井川本線の平常運転を3月20日の始発から再開すると発表した。1月に同社が発表した復旧工事の計画通りに進み、このほど工事が終了。列車運転の安全確認も完了した。

大井川本線の普通列車。【撮影:草町義和】

大井川本線は昨年2020年夏の大雨の影響で金谷~新金谷間や下泉~田野口間が一時不通に。本格的な復旧工事を行うため、今年2021年1月4日から段階的に一部区間や全線を運休し、工事を進めてきた。現在は下泉~千頭間のみ運休し、バスによる代行輸送が行われている。

SL列車「かわね路」も新型コロナウイルスの影響で運休していたが、3月13日から新金谷~家山間で運転を再開。3月20日から所定の新金谷~千頭間での運転を再開する予定だ。井川線や路線バスはダイヤ通りの運転を行っている。