六甲ケーブル「車両リニューアル」など実施 第1期工事で長期運休



六甲ケーブル線を運営する神戸六甲鉄道は9月27日、安全性向上とサービス改善を目的に車両のリニューアルと施設の改修工事を行うと発表した。これに伴い六甲ケーブル線を運休する。

リニューアルされる六甲ケーブル線の車両。【撮影:草町義和】

車両のリニューアルと施設改修工事は2期2カ年に分けて実施。第1期工事に伴い来年2025年1月6日から4月12日まで約3カ月の長期にわたり運休する予定だ。運休期間中は代行バスを運行する計画で、詳細は今年2024年12月ごろに案内する。

六甲ケーブル線は六甲ケーブル下~六甲山上の1.7kmを結ぶケーブルカー。神戸の市街地と六甲山を結ぶ。車両のリニューアルは1期ごとに各1編成2両、車体の台枠更新と車内設備(床・座席など)の改修を実施。車両検修設備の改修工事なども行う。第2期工事は2025年度の冬ごろに実施する予定だ。

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