小倉総合車両センターでキハ40形「運転体験」長く多く運転できる限定企画も JR九州



JR九州は7月から8月にかけ、小倉総合車両センター(北九州市小倉北区)で「気動車キハ40形運転操縦体験」イベントを実施する。今回は7月29日と8月5日に「通常開催」を実施するほか、過去にこのイベントに参加したことがある人に限定した「お得意様特別開催」を8月26日に行う。6月14日から先着順で申込みを受け付ける。

キハ40 8126(左)と運転体験のイメージ(右)。【画像:JR九州】

このイベントはキハ40系気動車のうちキハ40形(キハ40 8126)を小倉車両センター内の線路で運転するもの。キハ40 8126は新潟鉄工所(現在の新潟トランシス)で1981年に製造され、これまでに地球86周に相当する346万7624kmを走っている。

「通常開催」は机上講習と乗務前のアルコール検査体験ののち、センター内の線路(片道約80m)を3往復運転する。参加者には乗務員が実際に使用している白手袋や運転操縦体験修了証、小倉総合車両センターの工場章ピンバッジをプレゼントする。参加費用は2万5000円。

「お得意様特別開催」は片道約100mを5往復運転。「通常開催」より長く、多く運転できる。最後の往復では停止距離の測定を行うほか車外から係員が記念撮影を行い、画像データなどを後日送付する。参加費用は3万円。

各日午前の部6人、午後の部6人の合計12人を募集。体験者一人につき二人まで付き添いできる。付添者の参加費用は一人2000円。6月14日9時30分から予約サイト「STORES」(JR九州トラベルデスク)で先着順で受け付ける。

小倉総合車両センターでのキハ40形運転体験イベントは、これまでにのべ5日間開催されている。JR九州によると、いずれも申込みの受付開始から数分で完売したという。

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