上野駅の140周年で記念列車「EF64+12系」7月の開業日に運行



JR東日本の首都圏本部は6月1日、団体専用臨時列車「上野駅・高崎線開業140周年記念号」を7月28日に運行すると発表した。上野駅開業140周年記念イベントの一環。

EF64形1000番台が牽引する上越線の貨物列車(1980年頃)。【撮影:草町義和】

運行時刻は上野11時30分頃発→高崎14時32分頃着で片道のみ。上野駅は明治時代の開業だが車両は「昭和レトロ」をコンセプトとし、国鉄時代の1966~1975年(昭和40年代)より運行されていた12系客車をEF64形電気機関車が牽引する。

募集定員は300人で、旅行代金(一人あたり)は一人3万8000円、二人3万3000円、3人2万5000円、4人2万3000人になる。申込みは6月6日12時から、JR東日本びゅうツーリズム&セールズのウェブサイト「日本の旅、鉄道の旅」などで受け付ける。

「140周年記念号」の客車は12系が使われる。【画像:shikema/写真AC】

上野駅はいまから140年前の1883年7月28日に開業。のちに東北本線や上越線などの整備で東北・上信越方面のターミナルとして発展した。「140周年記念号」の運行日は140年前の開業日と同日だ。

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