「フルムーン夫婦グリーンパス」あすから発売 合計88歳以上ならグリーン車乗り放題



JR旅客6社は9月1日から、「フルムーン夫婦グリーンパス」を発売する。合計年齢が88歳以上の夫婦に限り、グリーン車を自由に乗り降りできる。

SL列車「やまぐち」で運用されている35系4000番台客車のグリーン車(オロテ35 4001)。【撮影:草町義和】

内容は昨年2019年とほぼ同じで、発売期間は9月1日から来年2021年5月31日まで、利用できる期間は今年2020年10月1日から来年6月30日まで。ただし12月28日~来年1月6日、3月21日~4月5日、4月27日~5月6日は利用できない。

全国のJR線の特急(新幹線含む)・急行・快速・普通列車のグリーン車とB寝台車、JRのバス高速輸送システム(BRT)、JR西日本宮島フェリーを利用できる。ただし東海道・山陽・九州新幹線の「のぞみ」「みずほ」など、一部利用できない列車がある。

有効期間は5・7・12日間用の3種類、さらに合計年齢88歳以上の「一般用」と、二人のうちどちらかが70歳以上の場合に利用できる「シルバー用」の2種類がある。発売額は5日間用の場合、一般用が8万4330円、シルバー用が7万9330円。全国のJRのおもな駅や、おもな旅行会社で発売される。