越後線の新駅「上所駅」に 仮称と同じ「計画段階から地域に浸透」



JR東日本の新潟支社は6月1日、越後線・白山~新潟に設ける新駅の名称を従来の仮称と同じ「上所(かみところ)駅」に決めたと発表した。来年度2024年度末(2025年春頃)の開業を目指す。

上所駅のイメージ。【画像:JR東日本】

この日の午前、新潟ユニゾンプラザで駅名発表・着工記念式典が開催された。新潟支社によると、地域住民から新潟市長に提出された新駅の名称案を参考に選定。これまで「(仮称)上所新駅」として計画段階から地域に浸透していることや、上所校区内に新駅が位置していることを踏まえて決めたという。

上所駅は白山駅から約1.6km、新潟駅から約1.5kmの地点に設けられる越後線の新駅。近くには新潟南高校や中央卸売市場跡地を再開発したテーマタウンがある。

地元組織の上所校区コミュニティ協議会が駅予定地周辺の住民や学校生徒から駅名を募集し、昨年2022年11月に「上所駅」「所島駅(ところじまえき)」「南高校前駅(みなみこうこうまええき)」の3案を新潟市長に提出していた。

※記事を差し替えました(2023年6月1日11時48分)。

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