常磐特急のE657系「東京~伊東」の臨時特急に JR東日本、夏の臨時列車



JR東日本は8月10日、東海道本線・伊東線の東京~伊東で臨時特急「伊東按針祭花火大会号」を運行する。徳川家康の外交顧問だったウィリアム・アダムス(日本名:三浦按針)にちなんだイベント「按針祭」の花火大会向けの臨時列車。

通常は常磐線の特急「ひたち」「ときわ」で運用されているE657系。【撮影:草町義和】

運行時刻は次の通り。

●下り
伊東按針祭花火大会1号:東京15時00分→伊東16時46分
伊東按針祭花火大会3号:東京16時25分→伊東18時22分

●上り
伊東按針祭花火大会2号:伊東21時26分→東京23時19分
伊東按針祭花火大会4号:伊東22時16分→東京0時08分

全車指定席で、車両はE257系電車の9両編成(1・2号)とE657系電車の10両編成(3・4号)を使用する。「3・4号」で使われるE657系はおもに常磐線を走る特急「ひたち」「ときわ」で運用されており、東海道本線の品川以南や伊東線は通常走らない。

《関連記事》
東京~大垣「ムーンライトながら」廃止 東海道本線の夜行普通列車、その歴史をたどる
東洋電機製造の筆頭株主がJR東日本に 鉄道車両の「心臓部」など生産