南海電鉄「めでたいでんしゃ」5本目は車両形式を変更 加太線の観光列車



南海電鉄は4月26日、加太線(和歌山市)で運行している観光列車「めでたいでんしゃ」について、5本目となる「はじまりの『めでたいでんしゃ』」を7月13日から運行すると発表した。

7100系を改造した「めでたいでんしゃ」の1本目「さち」。【画像:エリザベス☆/写真AC】

「はじまり」は従来の「めでたいでんしゃ」と同じ2両編成。運行区間は南海本線を含む和歌山市~加太になる。南海電鉄は外観のイメージを発表したが、内装や列車の名称などは今回発表していない。同社はデザインなどの詳細を後日発表するとしている。

加太線は紀ノ川~加太の9.6kmを結ぶ鉄道路線。列車は南海本線に乗り入れて和歌山市~加太の12.2kmで運行されている。終点の加太はマダイなどの海産物が有名。南海電鉄と加太観光協会、磯の浦観光協会は2014年から、加太線沿線の魅力を発信する「加太さかな線プロジェクト」を共同で展開している。

「めでたいでんしゃ」もプロジェクトの一環で、2016年に最初の1本目となる「さち」が運行開始。2021年9月までに「かい」「なな」「かしら」の合計4本が導入された。各編成は親子関係にあるという設定で、「さち」は母、「かい」は父、「なな」は子供、「かしら」は「さちの兄」という位置づけだ。

5本目となる「はじまりの『めでたいでんしゃ』」のイメージ。これまでの4本と異なり2000系を改造する。【画像:南海電鉄】

「はじまり」の設定は「とお~い祖先」。従来の4本は7100系電車の改造車だが、今回初めて2000系電車を改造して導入する。

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