京成スカイライナーと千葉ロッテ佐々木投手「160km/h」でコラボ



千葉ロッテマリーンズと京成電鉄は5月23日、成田空港アクセス特急「スカイライナー」と佐々木朗希投手のコラボ企画を実施すると発表した。「スカイライナー」の最高速度160km/hと佐々木投手の球速にちなんだもの。

スカイライナー・佐々木投手コラボ企画のイメージビジュアル。【画像:京成電鉄・千葉ロッテマリーンズ】

5月27日のロッテ・阪神戦(千葉マリンスタジアム、18時~)で実施。5回終了までに160km/h以上を計測した佐々木投手の投球数を当選者数として、当日の来場者の中から抽選で1万6000円分の京成グループ共通優待券をプレゼントする。

また、佐々木投手の投球で160km/hを計測するたび、「スカイライナー」がリボンビジョンを駆け抜ける演出を行う。5月23日時点での佐々木投手の自己最速記録である164km/h以上を計測した場合はリボンビジョンでの演出に加え、マリンビジョンでその投球の球速が表示された特別演出を実施する。

「スカイライナー」は2010年の成田スカイアクセス線開業に伴い、京成本線経由から成田スカイアクセス線経由に変更。従来の最高速度は110km/hだったが、新型車両のAE形(2代目)を導入して最高速度を160km/hに引き上げた。

新幹線を除く日本の鉄道では北越急行ほくほく線(新潟県)を走る在来線特急「はくたか」と並んで最速の列車だったが、2015年に「はくたか」が在来線特急から北陸新幹線の列車に変わったため、「スカイライナー」が単独で日本最速になった。

京成電鉄の成田空港アクセス特急「スカイライナー」。【撮影:草町義和】
かつて160km/hで走行していた在来線特急「はくたか」。【撮影:草町義和】

佐々木投手は160km/h超の球速で知られる千葉ロッテマリーンズの選手。4月12日のオリックス戦では日本のプロ野球28年ぶりとなる完全試合を達成した。

《関連記事》
中国・広州地下鉄に最高速度160km/hの車両 今年開業予定の新線に導入
阪神電鉄の武庫川線に「タイガース」「甲子園」デザインの電車 5500系を改造