中国の広州地鉄（広州地下鉄）の車両基地に2月20日、建設中の18・22号線で運用される車両が搬入された。
車両を製造した中国中車グループの中国中車株洲電力機車（中車株機）が発表した。「都市D型車」と呼ばれる車両で、最高速度は160km/h。広州の繁華街と南沙自貿区を結ぶ新線の18・22号線で運用される。
18号線は広州東駅から南東の万頃沙地区に延びる全長約61kmの路線。このうち広州東寄りの約1kmを除き来年2021年に開業する予定だ。
22号線も広州の市街中心部から南東に延びる路線で、芳村駅から高速鉄道ターミナルの広州南駅を経由し、番禺広場駅で18号線に合流する形になる。まず2021年に陳頭崗～番禺広場間の18.5kmが開業する予定。