和田岬線の103系模した「勇退記念駅弁」発売 神戸にちなんだ盛りつけ



神戸駅などで駅弁を販売している淡路屋は3月9日から、「和田岬線 103系勇退記念弁当」を数量限定で販売する。

「和田岬線 103系勇退記念弁当」のパッケージ。【画像:淡路屋】

パッケージはJR西日本の和田岬線(神戸市)で運用されている、スカイブルー色の103系電車を模したもの。神戸にちなんで「いかなごくぎ煮」や「神戸牛すきやき煮」などを盛りつけた。和田岬線の列車は朝夕のみ運行されていることから、淡路屋の商品「日本の朝食弁当」の豪華特別版という位置づけで開発したという。

神戸にちなんで「いかなごくぎ煮」や「神戸牛すきやき煮」などを盛りつけた。【画像:淡路屋】

価格は1030円。3月9日から新神戸・神戸・西明石・鶴橋各駅の淡路屋店舗で販売される。3月9~20日はJR三ノ宮駅の特設売店でも販売される予定だ。販売数は3000個限定の予定で、予定数に達し次第販売を終了する。

和田岬線は兵庫~和田岬の2.7kmを結ぶ山陽本線の支線。列車は原則としてスカイブルー色で塗装された103系のR1編成で運行されている。R1編成は3月18日限りで引退する予定。淡路屋は「地元の駅弁屋として、この勇退を祝う」として記念弁当を発売するとしている。

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