JR九州は1月26日、日田彦山線BRT(BRTひこぼしライン、福岡県・大分県)に導入する電気バスの試験走行を3月7日から始めると発表した。夏の開業に向け準備を進める。
試験走行区間は開業後の営業区間と同じ添田駅~日田駅。電気バス4台の車両性能や機器類などの確認を行う。実施日は不定期で時刻も未定。当面は一般道で試験走行を行うが、工事の進展にあわせて専用道での試験走行も実施する。ディーゼルバスの試験走行は初夏の開始を予定している。
BRTひこぼしラインは日田彦山線の添田駅と久大本線の日田駅を結ぶバス高速輸送システム(BRT)。水害で不通になった日田彦山線・添田~夜明の代替交通機関で、県境部を含む彦山~宝珠山は線路敷を活用した専用道を走る。車両は中型ディーゼルバス2台と小型電気バス4台が導入される。
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