日光・鬼怒川の東武鉄道やバスなど「週末無料」600人まで 日帰り温泉入浴も



東武鉄道と栃木県日光市は1月28日から交通機関や観光施設の無料キャンペーン「日光・鬼怒川エリア週末フリーデー」を実施する。週末の1日に限りエリア内の鉄道や路線バスを無料で利用できる。

東武鬼怒川線の新高徳駅。【撮影:草町義和】

「フリーデー」が実施されるのは1月下旬から2月下旬にかけての週末で計11日(1月28・29日、2月4・5・11・12・18・19・23・25・26日)。鉄道は東武日光線・下今市~東武日光と鬼怒川線・下今市~新藤原の普通列車を無料で自由に乗り降りできる。SL座席指定券や特急券を別途購入すれば、SL列車「SL大樹」や特急列車も利用可能だ。

ほかにも東武バス日光の路線バス全線(定期観光バス除く)と日光交通の路線バス(江戸村線・仲町線・ホテル循環バス・二社一寺直行バス)、明智平ロープウェイ、日光湯元温泉スキー場のリフトを無料で利用可能。日光アストリアホテルの日帰り温泉入浴など一部の観光施設でも無料で利用できるサービスが提供される。

特急列車も特急券を別途購入すれば利用できる。【撮影:草町義和】

キャンペーンに参加できるのは日光市外に住んでいる人。あらかじめデジタルチケット「日光・鬼怒川エリアフリーパス」を0円で購入する必要がある。各日先着600人まで。1月16日10時以降、ウェブサイト「NIKKO MaaS」で申込みを受け付ける(利用登録が必要)。八王子市など日光市の姉妹都市在住者は先行して1月13日から申込みを受け付けている。利用当日はチケット画面を係員などに提示すれば無料で利用できる。

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