JR北海道の新型「737」来年5月20日から キハ143形など更新で速達化も



JR北海道は12月16日、新型車両「737系」を5月20日から室蘭本線の普通列車に投入すると発表した。老朽化した気動車を置き換えて速達化を図る。

737系のイメージ。【画像:JR北海道】

737系は新型の通勤型交流電車。室蘭本線の東室蘭~苫小牧と同線支線の東室蘭~室蘭で運用される。JR北海道の通勤型電車としては初めてワンマン運転に対応する。737系の導入により老朽化したキハ143形気動車を置き換えるほか、H100形気動車も一部を除き置き換える。

室蘭本線は室蘭~東室蘭~苫小牧~沼ノ端が電化されているが、電車で運転されているのは特急列車と千歳線に直通する苫小牧発着の普通列車。室蘭~東室蘭~苫小牧の普通列車はおもに気動車のキハ143形とH100形が使われている。

737系の導入で置き換えられるキハ143形。【画像:中村昌寛/写真AC】

最高速度はキハ143形が110km/h、H100形が100km/h。これに対し737系は最高速度は120km/hで列車の速達化が図られる。JR北海道は東室蘭駅や苫小牧駅での接続改善など列車体系を見直し、朝ラッシュ時は室蘭~苫小牧の多くの普通列車の時刻を変更する。同社は詳細な時刻が決まったら別途案内するとしている。

《関連記事》
JR北海道のキハ183系「引退」富良野線はH100形統一 2022年3月ダイヤ改正
JR北海道の新型車両「737系」来春デビュー ステップなし、中央にフリースペース