津軽鉄道でラッセル車「雪かき」体験や「種村文庫」見学ツアー ストーブ列車も乗車



日本旅行東北の青森支店は12月18日、「冬の津軽鉄道で『鉄』体験 『ラッセル車試乗体験』とストーブ列車の旅」と題した日帰りツアーを実施する。青森県西北県民局からの受託事業。

津軽鉄道のラッセル車。【画像:日本旅行東北】

津軽鉄道の津軽五所川原駅に8時40分か9時30分に集合。同駅構内でラッセル車の試乗や撮影、雪かきなどを体験する。その後、津軽鉄道線の列車で移動。津軽飯詰駅の「レイルウェイ・ライター種村直樹『汽車旅文庫』」の見学や、終点の津軽中里駅に近い中泊町博物館にある津軽森林鉄道(1970年までに全廃)の保存機関車の見学を行う。

復路は津軽中里駅から津軽五所川原駅まで「ストーブ列車」に乗車。日本酒とスルメのおつまみが付く。津軽五所川原16時38分着で解散になる。

旅行代金は大人9800円・小学生8800円。申込みは日本旅行「青森県西北地域 冬のモニターツアー」ウェブサイトで受け付けている。

津軽鉄道は津軽半島を南北に縦断する津軽五所川原~津軽中里20.7kmの鉄道路線を運営。冬季は車内にダルマストーブを設置した「ストーブ列車」を運行していることで知られる。昨年2021年11月、鉄道関係のフリーライター「レイルウェイライター」として活動した種村直樹さん(2014年死去)の蔵書約3000冊を収めた「汽車旅文庫」が津軽飯詰駅に開館した。

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