東武鉄道は9月29日、伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の獨協大学前駅と越谷駅緩行線でホームドアの使用を順次開始すると発表した。
越谷駅の緩行線ホームは10月8日の終列車後、3番線でホームドア設置工事を実施。続いて10月15日の終列車後には2番線のホームドア設置工事を行う。使用開始は2・3番線とも11月17日の予定。獨協大学前駅は11月3日の終列車後に2番線のホームドア設置工事を行い、1番線ホームドアは11月19日の終列車後に設置工事を行う。使用開始は1・2番線とも12月18日の予定だ。
両駅とも設置工事日から使用開始日までは警備員を配置。ホーム上に赤外線センターの音声案内機を設置し、ホームドアが工事中である旨の音声案内を行う。
東武鉄道によると、1日の利用者数が10万人以上の駅と東京オリンピック・パラリンピック競技会場最寄駅の計12駅にホームドアを設置した。今後はとくに利用者数の多いエリアの駅や1日の利用者数が5万人以上の駅への整備も推進するという。
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