東京・日比谷公園「鉄道の日」イベント、4年ぶり開催へ 規模は縮小



国土交通省は9月29日、日比谷公園(東京都千代田区)の噴水広場周辺で10月8・9日の2日間、「第29回鉄道フェスティバル」が開催されると発表した。

日比谷公園で初めて開催されたときの「鉄道フェスティバル」(1995年)。【撮影:草町義和】

主催は「鉄道の日」実行委員会で全国知事会などが後援。今回は日本の鉄道開業150年にちなんで「鉄道開業150年史ボード」が掲出されるほか「実寸大1号機関車イラストパネル」も登場する。

鉄道事業者はJRグループ7社と東京都交通局が出展。ほかに鉄道総研と鉄道・運輸機構、民鉄協、日本地下鉄協会、第三セクター鉄道等協議会、佐賀県の大隈重信100年アカデミアが出展する。

今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から規模を縮小。ステージプログラムやミニSLの運行、各ブースでの商品・グッズなどの販売、弁当・飲食類の販売は行わない。

「鉄道フェスティバル」は「鉄道の日」(10月14日)にあわせて1994年から毎年10月に行われているイベント。一部の年を除き日比谷公園で開催されている。2019年は台風の影響で中止され、2020年と2021年もコロナ禍を受け中止された。今回開催されれば4年ぶりになる。

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