パリの地下鉄に「エリザベス2世駅」国葬の1日限定で改称 元の駅名も英国国王に由来



フランスの首都パリの地下鉄(パリメトロ)1号線のジョルジュ・サンク駅が9月19日、この日限定で「エリザベス2世駅」に改称された。

「エリザベス2世駅」の駅名標。【画像:RATP】

英国エリザベス2世女王(9月8日死去)の国葬の日にあわせ改称したもの。パリメトロを運営するパリ交通公団(RATP)が公表した駅名標には、黒地に白で「ELIZABETH II」と大きく描かれ、エリザベス2世の出生年(1926年)と死去年(2022年)が記されている。

同駅は1900年にアルマ駅として開業。1920年には駅近くのアルマ通りが当時の英国ジョージ5世国王にちなんだジョルジュ・サンク通りに改称されたことから、駅名もそれにあわせて改称された。ジョージ5世はエリザベス2世の祖父。

《関連記事》
欧州夜行列車「ナイトジェット」新型車両を導入 シャワー付きやカプセル型の寝台も
日立+アルストム「英国高速鉄道」車両受注 最高速度360km/h、どこを走るのか