東急「100周年」入場券85枚セット、新駅・廃止駅のレプリカ付き ワンデーパスも



東急電鉄は東急グループの創立100周年(9月2日)にあわせ、100周年記念の入場券セットやフリー切符の発売などを行う。

東急グループ100周年を記念したラッピング車「100周年トレイン」(目黒線)。【撮影:鉄道プレスネット】

「東急グループ創立100周年記念入場券セット」はB型硬券の入場券85枚とレプリカ入場券11枚、特製台紙をセット。単品販売は行わない。

レプリカ入場券は相鉄・東急直通線(東急新横浜線、2023年3月開業予定)に設けられる新駅(新横浜駅と新綱島駅)と、並木橋駅など廃止された9駅の入場券のレプリカ。特製台紙は表紙に現在の目黒線・目黒~沼部の開業時に導入された小型電車「デハ1形」のイラストをデザインした。

発売額は1万5000円で受注生産。購入申込みは東急線グッズのウェブ販売サイト「TOKYU STYLE」で受け付けている。申込期間は9月2日23時59分までの予定。

「東急グループ創立100周年記念入場券セット」の想像画。【画像:東急】

フリー切符「東急創立100周年記念東急線ワンデーパス」は9月2日から来年2023年3月31日までの期間、1日に限り有効。発売額は680円。今年2022年9月2日から渋谷駅など東急線18駅の改札窓口で販売される。発売期間は2023年2月28日までの予定だが3000枚の限定販売で、売り切れ次第終了する。

「東急創立100周年記念東急線ワンデーパス」の想像画。【画像:東急】

このほか、世田谷線の一部の駅を除く東急線の各駅で、100周年を記念した各駅からのメッセージを駅貼りポスターや駅設置のデジタルサイネージで発信。「今までの100年の『感謝』とこれからの『思い』」を伝えるという。実施時期は2022年7月下旬から10月下旬頃までの予定。

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