東武「りょうもう」200形が1800系に 「リバイバルカラー車両」第2弾、8月から



かつて運行されていた1800系「りょうもう」。【画像:東武鉄道】

東武鉄道は7月15日、200形電車「りょうもう」の一部を1800系カラーリング「りょうもう」として8月7日から運行を開始すると発表した。「リバイバルカラー車両企画」の第2弾。

200形の2編成(第205・209編成)を、1800系のカラーリングであるローズレッドにホワイトのラインを2本配したカラーリングに塗装し、8月7日から順次営業運転に入る。座席も1800系のカラーに変更する。

これにあわせて記念切符「1800系カラーリング『りょうもう』記念乗車券」が、8月7日から東武線の55駅で発売される。1セット1000円で3000セット限定。館林→200円区間の大人地図式片道乗車券と太田→200円区間の大人地図式片道乗車券、伊勢崎→赤城の大人片道乗車券の3枚セットだ。

このほか、8月7日に「1800系カラーリング『りょうもう』ミステリーツアー」が実施される予定。第205編成に乗車する。旅行代金は大人2万2000円・子供2万円。特典として記念プレート(1800系「ビジネスライナー」前頭板レプリカ)や記念乗車証(D硬券)が付く。7月16日11時から、クラブツーリズムのウェブサイトで申し込みを受け付ける。募集人員は190人。

現在の200形「りょうもう」。【画像:東武鉄道】

東武鉄道は100系電車「スペーシア」と200形「りょうもう」のデビュー30年を記念し、東武日光線・伊勢崎線の歴代車両を振り返る「リバイバルカラー車両」を企画。その第1弾として6月から、デビュー時の塗装を復元した100系電車「スペーシア」の運行が始まった。第3弾も計画されており、同社は内容や時期が決まり次第案内するとしている。

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