EF66形「ニーナ」京都鉄道博物館で特別展示 EF65形2085号機とコンテナ車も



京都鉄道博物館は8月20~28日の期間、JR貨物が所有する直流電気機関車のEF66形27号機とEF65形2085号機、コンテナ貨車のコキ104形1両とコキ107形1両を特別展示する。

定期運用を終了した「ニーナ」ことEF66形27号機。【撮影:草町義和】

EF66 27は高速貨物列車向けに開発されたEF66形0番台で現役最後の車両。3月のダイヤ改正をもって定期運用からは引退したが、その後も臨時で運用されている。EF65 2085は平坦線区向けの標準型電気機関車として開発されたEF65形でJR貨物が引き継いだ車両のうち、7月時点で最後に全般検査を受けた車両。現在も東海道本線などで貨物列車を牽引している。

展示されるEF65形2085号機と同型の2081号機。【撮影:草町義和】

コキ104形とコキ107形は最高速度110km/hでの走行に対応したコンテナ車。全国各地の貨物列車で使用されており、さまざまなコンテナを積載して走っている。

展示場所は京都鉄道博物館の本館1階「車両のしくみ/車両工場」エリア。JR貨物と京都鉄道博物館は「展示期間中は、通常は間近で見ることが出来ない車両を様々な角度からご覧いただけます」とアピールしている。

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