阪急淡路駅「高架化」現場見学会 列車が一度も走っていない線路を歩く、重機試乗も



日本建設業連合会は「けんせつ探検隊 2022夏休みシリーズ」と題し、3年ぶりに夏休みの現場見学会を各地で開催する。鉄道関係では阪急電鉄京都線・千里線の淡路駅付近で行われている連続立体交差事業(連立事業)の見学会が企画された。

阪急淡路駅付近で進む高架化の工事(写真は2017年)。【撮影:草町義和】

開催日時は8月6日の10~12時。柴島~淡路の第6工区で列車がまだ一度も走っていない線路の上を歩くほか、重機への試乗やコンクリートを流し込む体験、モルタルを使った工作などを行う。

参加できるのは小中学生とその保護者で定員30人。7月5日10時から日本建設業連合会のウェブサイトで受け付ける。

淡路駅付近の連立事業は、同駅を中心に京都線・千里線の合計7.1km(大阪市・大阪府吹田市)の線路を高架化するもの。17カ所の踏切を解消し、崇禅寺・淡路・柴島・下新庄の各駅が高架駅に変わる。高架切替は2028年度、事業完了は2031年度の見込み。

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