京成電鉄「市川ママ駅」今年も始まる 記念切符はハート型



京成電鉄・京成バスの2社は4月27日から5月12日の期間、京成本線・市川真間駅(千葉県市川市)の駅名看板などの表記を「市川ママ駅」に変更する。駅名の読みが「いちかわまま」であるのと「母の日」にあわせた恒例の企画。記念切符の発売など各種イベントも実施する。

駅名看板が「市川ママ」に変わった市川真間駅(2019年)。【撮影:草町義和】

市川真間駅構内外の駅名看板を「市川ママ」に変更するほか、京成バスの市川真間駅停留所の表記も同様に変更する。また、近隣5カ所の保育園・幼稚園・小学校の子供たちが描いた家族の似顔絵やJAいちかわ提供のカーネーションを展示。地元の画家がこの企画のために描き下ろした電車カードの配布なども行う。

2024年の「市川ママ駅」の駅名看板とバス停留所のデザイン。【画像:京成電鉄】

記念切符「市川ママ駅記念乗車券」はハート型のデザインで1枚390円。市川真間駅や京成上野駅など京成線の主要20駅で発売される。期間中、この切符を市川真間駅近隣の協力店舗で提示すると優待特典を受けられるほか、安産・子育ての御利益があるとされる真間山弘法寺でオリジナル御朱印をもらうことができる。

「市川ママ駅記念乗車券」のイメージ。【画像:京成電鉄】

最終日の5月12日は10~15時、市川真間駅構内でイベントを実施。駅名看板キーホルダー(1000円)などのグッズ販売会や「京成パンダ」などのキャラクターの着ぐるみが参加するグリーティングが行われる。

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