京成押上線の葛飾区内高架化、仮線の整備を推進 2020年度投資計画



京成電鉄は11月10日、本年度2020年度の鉄道事業設備投資計画の概要を発表した。押上線の連続立体交差事業(連立事業)を引き続き推進するほか、施設の更新などを行う。

京成押上線の京成立石~青砥間。左脇に仮線(下り線)の用地が見える。【撮影:草町義和】

安全対策強化の分野では、押上線のうち東京都葛飾区内の線路を高架化する連立事業を引き続き推進。本年度は仮線(下り線)の工事を推進する。この事業が完了すると、四ツ木駅から青砥駅まで平和橋通りなど11カ所の踏切が解消され、京成高砂駅が高架化される。

このほか、従来の高圧配電線を保安性の高いケーブル線に更新する工事を進めているほか、電源消失時の運行管理装置ネットワークの制御不能範囲を最小限に留める構成にする工事も推進。集中豪雨などによる土砂流出を防ぐための法面(のりめん)補強工事は宗吾参道~公津の杜間で進めており、本年度2020年度の事業完了を予定している。

新型通勤車両の3100形電車は本年度、16両(8両編成2本)を導入済み。千葉中央駅は来年度2021年度の事業完了に向け改修工事を推進する。このほか、国府台駅トイレのリニューアルや、みどり台・千葉寺・おゆみ野各駅への多機能トイレ設置、青砥・京成高砂両駅の行先表示器の4言語化(日本語・英語・中国語・韓国語)などを行う。