神戸市営地下鉄「海岸線」開業20周年記念のヘッドマーク 当初予定の「2倍」掲出



優秀賞に選ばれたヘッドマークのデザイン。前期(上)と後期(下)に分けて掲出する。【画像:神戸市交通局】

神戸市交通局は4月6日、神戸市営地下鉄海岸線の開業20周年を記念したヘッドマークデザインコンテストで優秀賞10点を決めた。4月7日から海岸線の車両に掲出する。

掲出期間を4月7日~6月7日の前期、6月8日~8月9日の後期に分け、両期とも5編成にヘッドマークを掲出して運転。各編成の両端は同じデザインのヘッドマークを掲出する。優秀賞作品は車内ポスターでも掲出し、優秀賞以外の作品も今後、駅の装飾などに使用するという。

海岸線は新長田~三宮・花時計前間の7.9kmを海岸沿いに結ぶ地下鉄。鉄車輪で走るリニアモーター式の地下鉄だ。2001年7月7日に開業し、今年2021年7月7日に20周年を迎える。

神戸市交通局によると、1月から3月にかけ開業20周年記念ヘッドマークのデザインを募集したところ、166件の応募があった。当初は5点程度の優秀賞を選ぶ予定だったが「優れた作品が多かった」として2倍程度の10点を選んだという。