芸備線4月24日に全線再開 新見~備後落合間の増便も予定通り継続



JR西日本は4月20日、線路脇斜面の崩落と脱線事故の影響で運転を見合わせている芸備線・東城~備後落合間(広島県)の25.8kmについて、4月24日から運転を再開すると発表した。

芸備線の備後落合駅。ここから東城駅までの区間が4月24日に再開する。【撮影:草町義和】

斜面崩落と脱線事故は3月9日の早朝に発生。JR西日本は3月17日、運転再開が5月初旬になる見込みと発表したが、今月4月16日には再開時期を4月下旬に前倒しすると発表。このほど4月23日までに復旧工事と最終的な安全確認が完了する見込みとなり、4月24日の始発から通常運転に戻ることが決まった。

4月24日に再開する区間を含む新見~東城~備後落合間(岡山県・広島県)では4月4日から7月31日までの増便が計画されていたが、増便自体は4月4日から予定通り代行輸送で実施されており、鉄道の運転再開後も7月31日まで増便が行われる予定だ。