予讃線の津島ノ宮駅「3年ぶり開設」営業日が日本一短いJR臨時駅



JR四国は6月24日、予讃線の臨時駅「津島ノ宮駅」(香川県三豊市)を3年ぶりに開設すると発表した。開設日は8月4・5日の2日間。

予讃線の津島ノ宮駅。【画像:acworks/写真AC】

8月4日は多度津発8時31分~21時00分の下り21本と観音寺発8時06分~20時52分の上り22本が臨時停車。8月5日は多度津発8時31分~15時34分の下り10本と観音寺発8時06分~15時12分の上り11本が臨時停車する。停車するのはいずれも普通列車。

列車が臨時停車する時間帯、ホームの駅名標の裏面に記念駅名標が設置される。JR四国は記念撮影などに利用してほしいと呼びかけている。

津島ノ宮駅は予讃線・海岸寺~詫間の臨時駅。近くには子供の守り神として知られる津嶋神社がある。この神社の本殿は毎年8月4・5日に行われる夏季大祭のみ立ち入ることができ、津島ノ宮駅も夏季大祭の開催時のみ営業。年間2日の営業はJRの駅で日本一短いとされる。

2020年と2021年はコロナ禍のため夏季大祭が中止され、津島ノ宮駅も開設されなかった。

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