東芝がドイツ貨物鉄道会社からハイブリッド機関車を発注

ハイブリッド機関車の完成イメージ。【画像:東芝インフラシステムズ】

東芝グループの東芝インフラシステムズは1月23日、ドイツの現地法人「東芝鉄道システム欧州社」(TRG)がドイツの貨物鉄道会社「DBカーゴAG」(DBC)からハイブリッド機関車を受注したと発表した。2021年から製造開始に向けた準備を始める。

TRGが受注したのは、ディーゼル発電機で発電した電力とバッテリーからの電力を使う駆動システムを搭載した、出力750kWのハイブリッド機関車50両の設計と製造、供給。製造はDBCのメンテナンス工場であるロストック工場(メクレンブルク=フォアボンメルン州)で行う。

おもな用途は入換用ヤードや工場構内での運搬、本線での軽負荷運行。バッテリーは120kWで、東芝インフラシステムズが開発したリチウムイオン二次電池「SCiB」を採用。主電動機には定格効率97%の高効率な永久磁石同期電動機(Permanent Magnet Synchronous Motor=PMSM)を採用する。従来のディーゼルエンジンのみ搭載したディーゼル機関車と比べ、30%以上の排出ガス低減を目指すという。

東芝はJR貨物と共同で構内入替用のHD300形ハイブリッド機関車を開発。2010年に試作車の901号機を製造し、2012年から量産車を製造している。

JR貨物のHD300形ハイブリッド機関車(試作車の901号機)。【撮影:草町義和】

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