JR奈良線・山城青谷駅「橋上化」7月23日から 駅前広場は年度内の完成目指す



JR西日本と京都府城陽市は6月16日、JR奈良線の山城青谷駅で進めてきた橋上化事業について、7月23日の始発から橋上駅舎と自由通路の使用を開始すると発表した。

山城青谷駅の橋上駅舎。【画像:JR西日本】

橋上駅舎は改札内外兼用のエレベーター2基(各ホーム1基)と簡易自動改札2通路、券売機1台を設置。駅の東側と西側を結ぶ自由通路は幅が5mで、1階部分に公衆トイレを設ける。上下線のホームをつなぐ跨線橋は橋上化に伴い使用を停止。現在の駅舎は駅に隣接する交流施設「青谷コミュニティセンター」との合築だが、これも駅舎の部分が閉鎖される。

橋上駅舎・自由通路の内部。【画像:JR西日本】
山城青谷駅の平面図。橋上駅舎と自由通路の部分を使用開始し、跨線橋と現在の駅舎スペースは閉鎖される。【画像:JR西日本】

橋上化工事は昨年2021年2月から進められてきた。駅前広場は橋上化時点では駅の東西両側とも未完成。城陽市は引き続き駅前広場の工事を進め、本年度2022年度中の使用開始を目指すとしている。

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