飯田線「全線再開」6月20日に、特急「伊那路」も



JR東海は6月15日、岩石の落下で運転を見合わせている飯田線・本長篠~東栄について、6月20日から運転を再開すると発表した。これにより同線は全線で運転を再開する。

飯田線の水窪駅。特急「伊那路」(右)を含むすべての列車が通常ダイヤで運転を再開する。【撮影:草町義和】

6月20日の始発から全線の運転を再開し、特急「伊那路」を含むすべての列車が通常ダイヤで運転される。「伊那路」の特急券などは6月16日から発売を再開する。代行バスは6月19日限りで運転を終了する。

JR東海は5月31日夜、飯田線・三河槙原~湯谷温泉(愛知県新城市)の線路に岩石が落下し、線路設備が損傷するなどの被害が発生しているのを確認。現在は同区間を含む本長篠~東栄で運転を見合わせており、代行バスを運行している。

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