近江鉄道「フォトコンテスト」実施中 カレンダーに採用、審査員は「空鉄」カメラマン



近江鉄道(滋賀県)は「近江鉄道2023フォトコンテスト」を実施している。今回はカメラマンの吉永陽一さんが審査員に加わる。

近江鉄道の新八日市駅。【撮影:草町義和】

募集している写真は「近江鉄道のある風景」。近江鉄道と自然・街並み・施設を組み合わせた写真のほか、近江鉄道の車両や施設を中心とした写真でも応募できる。応募は近江鉄道ウェブサイトで受け付けている。応募期間は7月31日まで。

結果発表は8月下旬頃の予定。大賞・自然賞・車両賞・鉄道施設賞・ジュニア賞(15歳以下)・近江鉄道賞など入選作品14点と沿線5市5町ごとの賞10点を決定する。

入選作品は10月に発売予定の「近江鉄道カレンダー2023」に採用。入選者にはカレンダーや近江鉄道線のフリー切符「1デイスマイルチケット」の引換券、賞状、表彰式への参加権(12月初旬開催予定)がプレゼントされる。

1945年に消滅した沖縄県営鉄道与那原線の遺構を探す吉永さん(2005年)。【撮影:草町義和】

近江鉄道によると、フォトコンテストは2016年から毎年実施されており、昨年2021年は404点の応募があったという。今回から審査員に加わる吉永さんは、鉄道を空撮する「空鉄」カメラマンとして知られる。

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