山陰本線の観光列車「あめつち」因美線で初運行 JR西日本



JR西日本は7月31日と8月6・13日の計3日、観光列車「あめつち」の車両を使った列車を因美線(鳥取県・岡山県)で初めて運行すると発表した。

通常は山陰本線で運行されている「あめつち」。【画像:JR西日本】

運行時刻は下りが鳥取9時05分→津山10時59分、上りが津山13時01分発→鳥取15時19分。途中、郡家駅と智頭駅に停車する。

乗車には「あめつち」を利用する旅行商品を購入する必要がある。クラブツーリズムが6月4日から発売中。日本旅行も6月中旬頃に発売開始の予定だ。「あめつち」往復コースのほか、津山線・岡山~津山間の観光列車「SAKU美SAKU楽」を組み合わせたコースもある。

キハ47形をグリーン車に改造した2両編成で運行されている。【画像:JR西日本】

「あめつち」は山陽本線・鳥取~出雲市間で運行されている観光列車。2018年の観光キャンペーンにあわせ運行を開始した。気動車キハ40系のキハ47形2両をグリーン車のキロ47形に改造した専用車両が使われている。

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