小田急電鉄「赤い1000形」海老名の車両基地で2編成並びの撮影会



小田急電鉄は6月4日、車両基地の海老名電車基地(神奈川県海老名市)で「赤い1000形プレミアム撮影会」を開催する。「小田急まなたび鉄道倶楽部」の企画。

箱根登山鉄道の鉄道線で運用されている小田急「赤い1000形」。【画像:小田急電鉄】

通常は立ち入ることができない車両基地内で「赤い1000形」2編成を並べて留置し、建物など遮るものがない場所で約50分間、横並びの「赤い1000形」を撮影できる。掲出する列車種別や行き先方向幕は、当日の参加者のリクエストに応じて決定。「オリジナル1000形キーホルダー」や記念証などの参加記念品が付く。

6月4日の11時から15時50分にかけ、計5回開催。中学生以上の合計400人を募集する。申込みは5月12日15時から小田急トラベルのウェブサイトで受け付ける。参加費は5800円。OPクレジット会員は5500円になる。

「赤い1000形」キーホルダーのイメージ。【画像:小田急電鉄】

「赤い1000形」は4両固定編成の1000形のうち、箱根登山鉄道の鉄道線・小田原~箱根湯本間を中心に運用されている編成。2009年、箱根登山鉄道と姉妹提携を結んでいるスイス・レーティッシュ鉄道のイメージにあわせ、赤をベースにしたカラーリングを施した。最大で4編成が「赤い1000形」になったが、現在は2編成が運用されている。

小田急電鉄によると、「赤い1000形」が並ぶ姿は箱根登山鉄道の入生田駅などで見られるが、停車時間は1分程度で近くに建物などもある。じっくり撮影できる機会を設けるため、海老名電車基地での撮影会を企画したという。

《関連記事》
小田急3000形「リニューアル」1000形代替の5000形増備や特急ホームドアも
小田急電鉄「本社移転」海老名と新宿の2拠点体制に